!?ギャラリー

  JR神戸線で出会った「!?」ーいつもとちょっと違った場面ーを紹介します。

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 DD51+12系

 


2017.10.19 大久保〜魚住間

  再び12系客車の訓練列車が運転されました。このたびはプッシュプルではなく、DD51ディーゼル機関車は先頭側のみ。客扱いはなものの客車の方向幕は「臨時」で、なぜか1カ所「門司港」の文字も。

 

 117系団体列車(新快速色)


2017.6.28 大久保〜魚住間


2017.6.30 大久保〜魚住間

  117系による団体列車。私が見るときは緑色の編成が多いのですが、今回は1本だけ残る原色編成が来てくれました。昔の新快速を彷彿させる、やはり117系といえばこの色。

 

 「トワイライトエクスプレス瑞風」試運転


2017.3.4 大久保〜魚住間

  2017年6月、JR西日本が満を持して運行を開始した豪華クルージングトレイン「TWILIGHT EXPRESS(トワイライトエクスプレス)瑞風」。それに先駆けて走行区間で試運転が行われましたが、当初は車体に黒いラッピングが施され、文字通りベールを被った状態でした。17年2月23日にお披露目が行われてようやく全貌が明らかになり、以後はその姿で試運転が実施されました。


2017.3.4 大久保

  大久保駅では折り返しのためにしばらく停車。ホームでは大勢の人の注目を集めていました。そのホームの様子が映るほどにピカピカの車体です。

 

 キヤ141系気動車


2017.2.14 大久保〜魚住間

  JR西日本が所有する検測車両。列車の安全な運行に欠かせない裏方で、JR四国や九州、またJRと接続する第三セクター路線に出張することもあります。在来線版ドクターイエローともいえますが、遭遇するのはドクターイエローより難しい。神出鬼没に現れる列車ですが、下に挙げた甲種輸送の直後にたまたまキャッチできました。

 

 JR四国2600系甲種輸送


2017.2.14 大久保〜魚住間

  JR四国が導入する新型特急気動車「2600系」が川崎重工兵庫工場にて落成し、四国に向けて甲種輸送されました。牽引機はEF65で、JR貨物唯一の国鉄塗装の2139号が担当。この日は2両編成×2本が輸送されました。

 

 EF65 2139(国鉄塗装)


2016.7.26 大久保〜魚住間

  貨物列車やブルートレイン等の牽引に広く活躍したEF65電気機関車。国鉄時代の標準機のひとつでしたが、近年客車列車の衰退と貨物牽引機の世代交代に伴って見る機会が少なくなりました。JR貨物のEF65は水色と白色のカラーリングですが、2016年に2139号機が紺色とクリーム色の塗装になりました。ナンバープレートが赤色なのを除けばまさに国鉄時代の姿です。なお登場時は1139号を名乗っており、これはEF65機関車の最終ナンバーでした。

  上の写真は、国鉄塗装になって初めて関西に訪れたときのをキャッチ。(ファンの間ではかなり注目されていたようですが、私は知らずにたまたま遭遇したものでした。)


2016.9.25 大久保〜魚住間

  関西に姿を見せることは比較的希なようですが、9月には貨物列車を牽引するEF66に連なって無動力回送されていました(こちらも偶然に遭遇)。その後2139号は、東武鉄道が導入するSL列車に使用するためにJR四国から譲渡された12系・14系客車の牽引や、上述の四国向け新型気動車の牽引にあたるなど、甲種輸送にも活躍しています。

 

 大久保駅に新快速?


2016.8.23 大久保

  ふだん新快速が通過する大久保駅で、電光掲示板に「新快速」の文字が。琵琶湖線での線路火災でダイヤに乱れが生じた影響で、下りの新快速が西明石以西で各駅停車になったようです。さらにその次の普通は、普段行き先になることのない英賀保行きに(通常ダイヤでは17:23発は網干行きなので、運転区間が短縮されたことになります)。このような停車駅や行き先の変更は、ダイヤが乱れた場合にしばしば行われるようです。

 

 117系団体列車(緑色)


2016.6.30 大久保


2016.10.27 大久保〜魚住間

  かつて「新快速」として活躍した117系。JR神戸線を離れて久しくなりますが、希に団体列車などで走行することがあります。京都方面で使用されている緑色一色塗装。

 

 EF66 27


2016.2.25 大久保〜魚住間


2016.6.3 大久保〜魚住間

  長年にわたり貨物列車やブルートレインの牽引機として活躍してきたEF66機関車。国鉄時代からの0番台と、JR貨物が導入した100番台(大きくモデルチェンジし、俗に「サメ」とも呼ばれる)に大別されます。JR西日本がブルートレイン牽引用に保有していた車両(0番台)は既に全廃、JR貨物の0番台も廃車が進み、2016年10月時点で運用に就いているのはわずか数両となっています。

  JR神戸線においてEF66牽引の貨物列車は比較的少数派で、しかも0番台となるとかなりレアです。その中でも写真の27号機はファンの間で珍重される存在。他の0番台はかつて100番台と同様の水色主体の塗装に変更され、現在では国鉄時代に近いデザイン(ただし側面扉が紺色ではなくクリーム色)ですがナンバープレートの枠や先頭部の飾り帯がなくなって、やや締まりの無い表情になっていますが、27号機だけは国鉄デザインのまま推移しており、JR西日本車がなくなった現在では最も原型に近い0番台とされています。

  2016年6月の撮影後間もなく運用を離脱しましたが、11月以降復帰している模様です。

 

 DD51+12系客車プッシュプル

 
2016.2.15 大久保〜魚住間

  12系客車5両の前後にDD51を連結したプッシュプル運転。訓練もしくは試運転のためと思われます。今では客車列車が走ること自体が珍しく、貴重な走行シーンでした。

 

 227系試運転


2015.10.27 大久保〜魚住間

  2015年以降広島地区に投入されている「レッドウイング」227系。JR神戸線で試運転されているのを目撃しました。

  227系には、関西の225系よりも先にカラーLEDの列車種別・行き先表示器が採用され、前面のデザインも225系初期車より曲線的になりました。2016年以降に増備された225系は、この227系のスタイルを踏襲しています。

 

 特別なトワイライトエクスプレス

 
2015.8.1 大久保〜魚住間

  大阪〜札幌間の豪華寝台特急として運転されていた「トワイライトエクスプレス」。2015年3月に運行を終了しましたが、その後5月から翌3月までJR西日本エリア内(一部九州の大分まで乗り入れ)でツアー用団体列車「特別なトワイライトエクスプレス」として運転されました。主に大阪〜下関間を山陽ルートまたは山陰ルートで運行され、いずれもJR神戸線を経由する経路でした。このためこの期間は、定期的に「トワイライトエクスプレス」車両の走行を見ることができました。


2015.12.26 大久保〜魚住間 

  のちに、EF65 1124号機がトワイライト色に変更されて牽引を担当するようになり、2016年3月の運行終了まで継続されました。

 

 大河ドラマ「軍師官兵衛」タイアップ電車


2014.7.15 大久保〜魚住間

  2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」。主人公の黒田官兵衛(如水)が播磨の出身で、ドラマ前半の舞台でもあったことから兵庫県内でもPRがなされ、写真のようなラッピング車両が走行しました。


2014.7.28 大久保

  官兵衛の出身地姫路と、黒田氏のルーツの地とされ主君豊臣秀吉の最初の領地でもあった長浜。ちょうど新快速がその2都市を結ぶことから、223系にこのヘッドマークが掲出されていました。

 

 フリーゲージトレイン試作車

 
2011.3.8 西明石

  EF65機関車に牽引されてやってきたのは、フリーゲージトレイン試作車の3両編成。この日兵庫の川崎重工から四国の多度津に向けて回送されていたようで、何も知らずに出向いた西明石駅でたまたまその姿に出くわしました。(この日には新幹線ホームでドクターイエローにも初めて遭遇しており、どちらも偶然でしたが立て続けの貴重なシーンでした。)先頭部はカバーが外され、連結器がむき出しの状態でした。

  在来線の狭軌と新幹線の標準軌の両方を走行できるフリーゲージトレイン。日本では1990年代から開発が始まっており、上の写真の車両は2代目の試作車でした(現在は3代目が試験中)。新幹線の新在直通に活用が期待されつつも、速度向上などへの課題が山積し、なかなか実用化への道は見えてこないのが現状です。

 

 資材輸送列車(配給列車・工臨)

  レールなど鉄道資材の輸送にあたる貨物列車。


2010.11.23 姫路

  現在では絶滅したEF65電気機関車0番台。前面の2枚窓が特徴的でしたが、この114号もこの後間もなく廃車されたようです。


2011.3.8 西明石


2016.10.19 大久保〜魚住間

  DD51ディーゼル機関車がレール運搬車(チキ)を牽引。

 

 キハ58系回送


2008.12.22 姫路

  「みかさかスローライフ列車」などに使用されていた国鉄カラーのキハ58系2両編成。団体列車として関西に来たのち回送列車として姫路駅に姿を見せました。大阪方から入線、姫路駅にしばらく停車した後、岡山方面へと出発してゆきました。→Youtube動画

  「みまさかスローライフ列車」としては2010年秋の運転が最後となり、その後引退。現在は津山まなびの鉄道館(旧津山扇形機関車庫)に保存されています。

 

 キハ122試運転


2008.11.17 御着〜姫路間

  姫新線姫路〜上月間の高速化のために投入されたキハ122,127気動車。2009年3月の運用開始に先がけて試運転が行われていました。顔つきなど多くの点で223系電車を踏襲しているのが見て取れます。

 

 443系検測車


2007.6.25 宝殿〜曽根間

  電車の安全運転に欠かせない裏方、電気検側車両の443系。西日本に1編成しかなく、狙いを定めない限りはまずお目にかかれないのですが、この日はJR神戸線〜播但線を走行するとのことで沿線へ。485系などに似た面構えの2両編成で、小豆色とクリーム色(国鉄時代の交直流両用電車のカラー)の独特の塗り分け。

 

 117系ひまわり号


2004.3.27 大阪

  障害者の旅行を支援するべく運転される専用の団体列車「ひまわり号」。この日は新快速時代を彷彿させる原色の117系にヘッドマークを装着しての運転。

 

 「マリンライナー」展示会&ユーロライナー

 
2003.9.15 神戸

  瀬戸大橋線を経由して岡山と高松を結ぶ「マリンライナー」。当初は213系で運転されていましたが、2003年10月から223系5000番台(JR西日本車)+5000系(JR四国車)に置き換えられました。それに先立ち、9月15日に神戸駅で展示会が実施され、日中使用されない1番ホームで公開されました。

  この展示会の間に、2番線にJR東海のジョイフルトレイン「ユーロライナー」が入線、貴重な並びが実現しました。なお「ユーロライナー」は2005年に引退しています。

 

 謎の「はまかぜ」


2002.7.10 大阪

  2010年までキハ181系で運転されていた特急「はまかぜ」。通常は額縁のような台座にはめこまれたヘッドマークを装着しているのですが、このときはなぜか、ちょっと違う顔つき。台座がなく、埋め込み式の表示器にぼんやりと「はまかぜ」の文字。台座の奥がこんなふうになっていたとは初めて知りましたが、こんな「はまかぜ」を見たのもこれが最初で最後でした。

 

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