写真集3












 解説

 「発車」

  黒煙をあげて発進するミキ300ディーゼル車。次の下石野駅までは、わずか600m。

 「鏡像」

  稲刈り間近の時期、なぜか水だけが張られた田んぼに映る列車。あえて列車本体はカットし、鏡像だけを。

 「歳月を刻む」

  国鉄時代の風情を強く残す石野駅。今は駅員の姿も改札もないが・・

 「一族揃い踏み」

  三木鉄道に在籍するミキ300の3両。廃止後には散り散りに・・

 「駐輪場」

  かつては荷物の積みおろしが行われていたであろうホーム脇。今は自転車やミニバイクの格好の置き場に。

 「直線区間」

  車内より。別所から石野にかけて、田んぼの中をひたすらまっすぐに進む。

 「世が世なら…」

  移管に伴い切り断たれた線路。JR側の線路は草に埋もれつつも残され、ホームもきちんとついていたので、あるいは・・と期待したのだが。

 「冬空」

  相次いで寒波が襲来した08年2月。週末の空は寒々しく、遠くの山は雪を被る。

 「雪、儚(はかな)く」

  降り積もった雪は、止むと同時に消え始める。その儚さに三木鉄道の命運を重ねて。

 「夕刻に疾走」

  年末の短い日が暮れる。夕日を背に、列車は今日も走る。

 「斜陽」

  黄砂の影響か、夕方の西の空が真っ赤に染まった。その柔らかな光を受けて。

 「光の筋」

  列車は夜の別所駅に着き、すぐ出発。光の筋を残して。

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