車両紹介

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 キハ122/127気動車

  姫新線姫路〜上月間の高速化事業の一環として、同区間に導入された新型車。両運転台の1両編成がキハ122、片運転台2両編成がキハ127を名乗ります。

  ステンレス製で、前面の形状は223系電車と似ている。ワンマン対応で、両端に両開きの2ドア、2+1列の転換クロスシート、車いす対応のトイレなど、設備的には加古川線などに導入されている125系電車と似た構造となっています。

  2009年3月の改正に合わせて計19両が導入され、従来のキハ40,47を置き換えました。これまでのカラーリングを踏襲し、黄色とオレンジのラインを配しています。最高速度100km/hの性能を持ち、高速化工事が完了した2010年春以降、本領発揮を見せています。

1両単行運転のキハ122 

キハ122同士の2連 

2両編成のキハ127 

赤とんぼをイメージしたマークがドア横に(拡大しません)

 キハ120気動車

  JR西日本の閑散路線向け気動車。姫新線では佐用以西で運転され、上月以西ではキハ120のみとなります。ちなみに上月を境に、東側は神戸支社、西側は岡山支社の管轄で、車両の運用は明確に分断された格好となっています。

姫新線では大抵単行で運転されるキハ120 

 キハ40,47気動車

  キハ122/127導入まで、姫新線上月以東は、姫路鉄道部所属のキハ40(1両)/47(2両)での運行でした。播但線の電化までは、同線と共通で車両運用されていました。

キハ47の2両編成 

  2004年12月の加古川線電化前には、加古川線の車両と一部交換され、加古川線で姫新色、姫新線で加古川色のキハ40系が混じって運転された時期がありました。

2003年10月、姫新線に入っていた加古川線カラーのキハ47 

  2006年、兵庫で国体が行われた際には、キハ40の1両にマスコットキャラ「はばタン」のラッピングが施されました。国体が終了した後もそのまま運行されていました。

「はばタン」デザインのキハ40 

  2009年3月改正でキハ122/127に置き換えられ、ほとんどが他地域へ転属。試験増便のために「はばタン」車を含む一部のキハ40系が姫新線に残りましたが、2012年春に姫新線から撤退しました。

 過去の車両

  1989年まで、急行「みささ・みまさか」が運転されていました(キハ58系)。また、1990年3月時点で、客車列車が姫路〜上月間に2往復。

  播但線電化(1998年)のころまでは、同線と共通で、座席をロングシート化したキハ58系(5500番台)が運転されていたようです。

 

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